【初心者必見】集音器の使い方を簡単解説

2023年4月24日月曜日

集音器

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はじめに

初心者必見。集音器の使い方

手軽に使えて聞き取りにくさを解消してくれる集音器ですが、購入したのはいいものの使い方がイマイチ分からない人、これから購入を検討してて事前に使い方を知りたいと思っている人も多いはずです。

こちらでは、集音器の種類別に使い方をご紹介します。

集音器の着用に際して注意すべきこと

集音器は、補聴器と違って大きな音は絶対に避けなければいけません。
例えば、車のクラクションや電車の警笛、人込みの中で聞こえる大声などです。

それらの大きすぎる音は、聞こえのサポートになるどころか耳を傷めて、将来的に難聴の発症や進行につながるからです。
ですから、音量は小さめに設定することをおすすめいたします。

また、騒音の大きな場所や歓声などがある音楽施設やスポーツ施設など、騒がしい場所では集音器は使わないようにしましょう。

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集音器の使い方を種類別に解説

集音器は大きく分けて、以下の5つに分かれます。

  • 耳かけ式
  • 耳あな式
  • 骨伝導式
  • ポケット式
  • スピーカー式

こちらでは、それぞれの種類ごとに簡単な使い方について解説いたします。

なお、集音器は機種によって使い方が異なります。
一般的な使い方についてのご紹介となりますので、詳しく知りたい方は取扱説明書等をご確認ください。

集音器の種類について詳しく知りたい方は、「【初心者向け】集音器の種類(評判・メリット・デメリット)」の記事をご覧ください。

耳かけ式

耳かけ式集音器のイラスト

耳かけ式集音器は、耳に引っ掛けて使うタイプです。
基本的な使い方は、以下の通りです。

  1. 集音器を装着する
  2. 集音器の電源を入れる
  3. ボリュームを調整する
  4. 集音器を外して電源を切る
  5. 集音器を保管する

注意点としては、しっかりと聞こえるように耳栓を軽く押して耳に入るように入れてください。
また、チューブが長い場合は適時カットするなど調整が必要になります。

以下は、とある耳かけ式集音器の装着方法の動画です。
機種が異なると仕組みや操作方法も異なりますが、役に立つと思われる部分は、ぜひご活用ください。

耳あな式

耳あな式集音器のイメージ画像

耳あな式集音器は、耳の穴にすっぽりと入るタイプです。
基本的な使い方は、以下の通りです。

  1. 集音器の電源を入れる
  2. 集音器を装着する
  3. ボリュームを調整する
  4. 集音器を外して電源を切る
  5. 集音器を保管する

注意点としては、耳あなの納まりがいい場所までしっかり装着することです。
不十分な装着や耳栓のサイズが合っていないと、ハウリングの原因になります。

また、電源は装着前にオンにするものが多いですが、機種によっては装着後にオンにするものもあります。
詳しくは取扱説明書をご確認ください。

以下は、とある耳あな式集音器の装着方法の動画です。
機種が異なると仕組みや操作方法も異なりますが、役に立つと思われる部分は、ぜひご活用ください。

骨伝導式

骨伝導式集音器のイラスト

骨伝導式の集音器は、ワイヤレスヘッドホンのような形の機器を装着して骨から伝わる音を聞くタイプです。
基本的な使い方は、以下の通りです。

  1. 集音器を装着する
  2. 集音器の電源を入れる
  3. ボリュームを調整する
  4. 集音器を外して電源を切る
  5. 集音器を保管する

注意点としては、頭の骨にスピーカー部分が当たるように装着することです。
正しくない場所で装着すると、スピーカーからの音が伝わらず聞き取りづらくなります。

ポケット式

ポケット式集音器は、携帯ラジオのような形状の本体からイヤホンを通じて聞くタイプです。
基本的な使い方は、以下の通りです。

  1. 集音器を装着する
  2. 集音器の電源を入れる
  3. ボリュームを調整する
  4. 集音器を外して電源を切る
  5. 集音器を保管する

注意点としては、マイクを聞きたい方向に向けることと、その都度調整が必要になることです。
マイクが付いている場所は、機種によって異なりますので取扱説明書をご確認ください。

スピーカー式

スピーカー式集音器のイラスト

スピーカー式集音器は、テレビの前など特定の場所に設置します。
スピーカー式集音器は、使用する前にテレビやラジオ、オーディオなどと本体を接続する必要があります。

基本的な使い方は、以下の通りです。

  1. 集音器の電源を入れる
  2. ボリュームを調整する
  3. 電源を切る

スピーカー式集音器は、使用前の準備が大切です。
すなわち、有線でテレビ等と本体を接続し、どの位置にくれば聞こえがいいかを調整することです。

スピーカー式は一度設置したら、基本的にはテレビ視聴が定位置なら、機器の設置はそのままです。
機種によっては電源のオンオフも必要がない場合がありますので、詳しくは取扱説明書をご確認ください。

集音器の保管方法

集音器を布で拭いている女性のイラスト

集音器を使い終わったら、正しく保管することで使用できる期間が長くなります。

使い終わったら簡単にお手入れをする

集音器はホコリや汚れに弱いので、清潔に保つことが大切です。
ホコリや汚れが付着すると、集音器の感度が鈍ったり故障の原因となったりする可能性があります。

そのため、使用後は柔らかい布で拭き取るなどして汚れを取り除いてください。

乾燥した涼しい場所に保管する

集音器は高温や直射日光にさらされると、部品が劣化したり、変形したりする恐れがあります。
また、湿気が多いと内部の機械にカビやサビが発生する危険があります。

なので、乾燥した涼しい場所に保管しましょう。

収納場所は決めておく

集音器を大切にケアしたとしても、保管場所が分からなければ次に使うときに不便です。
また、その辺りに放っておくと、何かの拍子で落としたりぶつけたりして集音器を破損する恐れがあります。

ケースなどが付属されていたらそこに保管して、常に決めた場所に置くようにしましょう。

まとめ

集音器の使い方について、簡単な解説を行いました。
再三のご案内になりますが、集音器の使い方について詳しく知りたい方は取扱説明書をご確認ください。

また、集音器は補聴器と違って耳への安全性が担保されていません。
適切な環境で正しく使って、快適な聞こえを手に入れてください。

なお、集音器を使って電話やスマホなど通話時に音が聞こえないときの対処法は、「【集音器】電話やスマホが聞こえないときの対処法」の記事でご紹介しています。

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