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はじめに
「集音器を着けているのに電話の声が聞こえない」
「スマホで話そうとするときだけ集音器が聞こえなくなる」
そんな悩みを抱えている人も多いはず。
集音器で固定電話やスマホを使うと相手の声が聞こえないのは、いくつかの問題が考えられます。
こちらでは、集音器を使って通話する際に注意したいことや聞こえないときの対処法についてご紹介します。
おさらいですが、固定電話やスマホの「送話口」「受話口」は以下の通りです。
集音器で電話やスマホからの声が聞こえない時の対処法
この場合、問題は大きく分けて4つあります。
- 集音器のマイクが受話口から遠い
- 集音器がマイクに近すぎる
- 固定電話の設定音量
- スマホの設定の問題
詳しく解説します。
集音器のマイクが受話口から遠い
集音器のマイク位置は、集音器の種類や機種によって変わります。
集音器の種類は主に5つに分けられます。
種類ごとの基本的なマイク位置についてご紹介します。
また、スマホと集音器がBluetoothで連携できる場合の対応方法についてもご説明します。
集音器の種類について詳しく知りたい方は、「【初心者向け】集音器の種類(評判・メリット・デメリット)」の記事をご覧ください。
耳かけ式
耳に引っ掛けて使う耳かけ式の集音器は、耳に引っ掛ける本体部分にマイクを搭載することが多いです。
ですから、固定電話やスマホの受話口を、耳ではなく集音器本体のマイクに近づける必要があります。
耳あな式
耳の穴にすっぽりと入る耳あな式は、いつもどおり耳の穴をふさぐようにして受話口を当てます。
ただし、完全に耳をふさいでしまうとハウリングというピーピー音の原因にもなりますので、少しだけ隙間ができるように調整してください。
骨伝導式
骨伝導式集音器のマイクは、機種によって異なります。
本体とマイクが別々の場合、受話口をマイクに近づけてください。
イヤホンタイプで本体にマイクが設置されている場合は、その部分に受話口を近づける必要があります。
詳しくは、集音器の取扱説明書をご確認ください。
ポケット式
ポケット式集音器のマイクも、機種によって異なります。
本体にマイクが付いている場合は、受話口をマイクに近づけます。
マイクがイヤホンのケーブルに付属されている場合は、その部分にマイクを近づけてください。
スピーカー式
スピーカー式集音器は、テレビやラジオ、オーディオなどの音声機器と有線でつないで使う機器です。
固定電話は集音器と接続ができないケースがほとんどなので、スピーカー式集音器は固定電話で使用するのに適しません。
ただし、スマホとの連携機能がある場合は、次の項をご確認ください。
集音器とスマホがBluetoothなどで接続できる場合
スマートフォンとの連携機能がある集音器の場合、スマートフォンとペアリングを行うことで集音器から相手の声が聞こえるようになります。
とても便利な機能ですので、事前にペアリング設定を行うことをおすすめいたします。
ペアリングの設定方法については、集音器の取扱説明書をご確認ください。
集音器がマイクに近すぎる
マイクに正しく近づけたものの、集音器とマイクが近すぎると音が歪んで聞こえない、または、聞きにくい場合があります。
集音器や電話の性能によっても変わりますので、何回か試して適切な位置を覚えるようにしてください。
固定電話の設定音量
固定電話の音量が大きすぎる、または、小さすぎても適切に相手の声が聞こえづらくなります。
基本的には、集音器のボリュームに合わせて電話機の音量調節をするのがおすすめです。
また、集音器を使って電話をする場合と、集音器を使わずに電話をする場合では、音量は異なります。
あらかじめそれぞれ適切な音量を覚えておき、いつでも電話機の音量調節できる状態にしておきましょう。
スマホの設定の問題
スマホ本体の設定、または、スマホの通話アプリの設定に問題がある場合も、適切な通話ができません。
スマホの設定は多岐にわたるので、こちらでは的確な指摘をすることができません。
ご家族やお友達に協力してもらいながら、快適な通話になるようにアプリの調整をしてください。
まとめ
集音器を使って、固定電話やスマホの通話ができない、聞こえづらいときの対処法をご紹介しました。
昔の集音器は構造が単純なだけに対策が容易でしたが、近年はスマホ連携など高度な機能が搭載された分、より細かい対応が必要です。
集音器は補聴器と違って、大きな音に対する抑制機能の搭載がされていないので、特に大きい音は耳に入れないよう注意してください。
大きな音は耳の有毛細胞にダメージを与えて、難聴の発症や悪化を促す一因になるからです。
集音器と補聴器の違いについて詳しく知りたい方は、「「補聴器と集音器の違いって何?」を分かりやすく解説」の記事をご覧ください。
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