当コラムは1982年創業、補聴器を販売して25年以上のインペリアル・エンタープライズ株式会社によるものです。補聴器の通販サイト「聞こえタウン」が運営するこちらのコラムは、初めて補聴器を購入される方・ご検討される方向けに、補聴器関連情報を分かりやすくお伝えいたします。 ショッピングサイトはこちらから
はじめに
「聞こえが悪くなって補聴器の購入をいざ検討したら、とても高かった。」
そんなケースは多々あると思います。
- 周囲とコミュニケーションが取れなくなる
- お出かけや旅行をせず、一人で家にこもりがちになる
- 認知症の発症リスクがあがる
反対に、無理をして購入してしまうと、あとで後悔する可能性もあります。
なぜなら、補聴器の耐用年数は5年とされているので、5年ごとに買い替える見積もりが必要だからです。
補聴器が高くて買えなかった場合に、控除や補助金を活用できるケースがあります。
詳しく解説しますので、ご自身が対象かどうか確認してみてください。
医療費控除の活用
耳鼻咽喉科(補聴器相談医)が発行した「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」を店頭で提出して補聴器を購入した場合、自己申告制の確定申告によって医療費控除を受けることができます。
医療費控除は、医療費の自己負担額が年間10万円を超えた場合に申請することができます。
(所得が200万円未満の場合は、医療費の自己負担額が所得の5%を超えていれば申請可能)
1人10万円ではなく、生計を共にする家族であれば合算が可能です。
- 医師または歯科医師の診療費・治療費・入院費
- 特別養護老人ホームや介護老人保健施設等の利用料
- マッサージ、鍼灸、柔道整復師による施術費用
- 医師の処方箋をもとに購入した医薬品の費用
- 通院に必要な交通費
- 子供の歯列矯正費用
- 治療に必要な松葉杖など、医療器具の購入費用
- 補聴器の購入費用
控除の例として、課税所得280万の方が20万円の補聴器を購入して医療費控除を申請した場合、1万円が還付金として、1万円が翌年度の住民税減額として計上されます。
医療費控除は、かかった費用に対して所得を考慮した金額が控除となります。
課税総所得金額 | その年にかかった医療費 | ||
---|---|---|---|
15万 | 20万 | 30万 | |
300万 | 10,000 | 20,000 | 40,000 |
400万 | 15,000 | 30,000 | 60,000 |
500万 | 15,000 | 30,000 | 60,000 |
医療費控除は、お住いの税務署にて確定申告をすることで申請ができます。
確定申告に手間と時間がかかる点や控除費の全額が現金で還付されない点で、有益度は少なめといえます。
面倒さ:★★★
有益度:★
医療費控除の方法について詳しく知りたい方は、「補助金・医療控除等で補聴器を購入する方法」の記事を参照してください。
障害者総合支援法の活用
身体障害者手帳交付対象となる高度難聴と診断された方は、障害者総合支援法の適用を受けると、補聴器購入の自己負担額は1割負担で済むという制度です。
級別 | 状態 |
---|---|
2級 | 両耳の聴力レベルがそれぞれ 100デシベル以上のもの(両耳全ろう) |
3級 | 両耳の聴力レベルが 90デシベル以上のもの(耳介に接しなければ大声語を理解し得ないもの) |
4級 | 1.両耳の聴力レベルがそれぞれ 80デシベル以上のもの(耳介に接しなければ話声語を理解し得ないもの) 2.両耳による普通話声の最良の語音明瞭度が50パーセント以下のもの |
5級 | - |
6級 | 1.両耳の聴力レベルが70デシベル以上のもの(40センチメートル以上の距離で発声された会話語を理解し得ないもの) 2.一側耳の聴力レベルが90デシベル以上,他側耳の聴力レベルが50デシベル以上のもの |
7級 | - |
10万円の補聴器を購入すれば、負担額は1万円といった感じです。
補助額は非常に大きいのですが、対象となるのは生活に不便を感じるほどの高度難聴者に限られた支援法です。
面倒さ:★★
有益度:★★★
障害者総合支援法の活用方法について詳しく知りたい方は、こちらをクリックして参照してください。
各自治体の補聴器購入助成制度を活用する
自治体によっては、独自で補聴器購入に際して助成金を出してくれたり、補聴器を支給してくれたりするところもあります。
補聴器の購入に助成金を出してくれる自治体は稀ですが、実施している自治体をみると有益度はとても高いようです。
お住いの自治体でもこうした制度があるのかどうか、一度確認してみるといいでしょう。
面倒さ:★
有益度:★★★
通販での補聴器購入
店舗型の補聴器に比べて、通販型の補聴器は機器の機能を極力単純化して通信販売用にカスタマイズしているので低価格で手に入れることができます。
例えば、耳かけ型補聴器なら3~5万円ほどです。
- オムロンヘルスケア社
- オンキヨー社
- ニコン・エシロール社
など、世界でも名を馳せる有名企業が手掛けています。
- メンテナンスを自分で行う必要がある
- 細かな音量調節ができない
など、店舗型補聴器と異なる部分がありますので、十分な検討が必要です。
なので、購入後の面倒さという点ではやや劣ります。
面倒さ:★★
有益度:★★
通販型補聴器と店舗型補聴器の違いを詳しく知りたい方は、「通販型補聴器と店舗型補聴器の違いについて」の記事をご覧ください。
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補聴器を販売して25年以上の実績がありますので、安心して補聴器をお選びいただけます。
別の店舗でもっと安い補聴器を探す
店舗型補聴器は、お店によって販売する機種やメーカーが異なります。
もしかしたら、訪問したお店では取り扱っていない機種やメーカーの補聴器が別のお店にあるかもしれませんし、希望する価格帯の補聴器はどこも取り扱っていない可能性もあります。
この場合、一店舗ずつ回って確認するしかありませんが、かなりの労力と時間を要します。
希望するような条件の補聴器が見つからない、または、存在しない場合もあるので、難易度は非常に高いです。
面倒さ:★★★
有益度:★
まとめ
いかがでしたでしょうか。
補聴器が高くて買えない場合に検討してほしい4つの方法についてご紹介しました。
店舗型補聴器はメンテナンスやアフターフォローといったサービスを含んでの価格ですので、どうしても高額になってしまいます。
また、販売しているお店によって取り扱っている機種やメーカーも異なり、ご希望の価格や機能を有する補聴器を探すのは、予算が低ければ低いほど困難になっていきます。
ご紹介した上述の方法で条件が揃う方は、前向きに検討してみてください。
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