【耳かけ型補聴器】特徴(メリット・デメリット)

2021年1月12日火曜日

耳かけ型補聴器 選び方 補聴器

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当コラムは1982年創業、補聴器を販売して25年以上のインペリアル・エンタープライズ株式会社によるものです。補聴器の通販サイト「聞こえタウン」が運営するこちらのコラムは、初めて補聴器を購入される方・ご検討される方向けに、補聴器関連情報を分かりやすくお伝えいたします。 ショッピングサイトはこちらから

耳かけ型補聴器の特徴

耳かけ型補聴器を着けている女性の写真

耳かけ型補聴器は、操作部が耳の外に出ていて、耳に引っかけて使用するタイプです。

日本で販売されている補聴器のうち、もっとも種類が多く、高度な機能を搭載することができるので、幅広い難聴度合いをカバーすることができます。

耳かけ型補聴器の特徴は以下の通りです。

  • 本体が目立ちにくく、便利な機能を搭載できる
  • 軽度難聴から重度難聴まで幅広い難聴度合いをカバー
  • ハウリング(ピーピー音)が起きにくい

また、耳かけ型補聴器は、2つのタイプに細分されます。

耳かけ型補聴器のタイプ 特徴
従来タイプ(RITA) 補聴器の本体内にスピーカー(レシーバー)がある一般的な補聴器のタイプ。
外耳道内レシーバータイプ(RIC) スピーカーが本体から分離して耳栓の中に置かれているタイプ。本体とスピーカーは細いチューブで繋がれていて、本体が小さく目立ちにくい。小さなものでは本体が1円玉ほどのサイズもあります。

その他の機種について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

耳かけ型補聴器のメリット・デメリット

メリット

  • 売られている種類が豊富
  • 軽度難聴から重度難聴まで幅広い難聴度合いをカバー
  • 装着や操作、電池交換が比較的簡単
  • 髪の毛の長い方は装着していることに気づかれにくい
  • 耳をふさぐことがないため違和感が少なく、外部の音を自然に聞ける
  • スタイリッシュなデザインで補聴器に見えない形状もある
  • デコレーションなどでお洒落にカスタマイズできる

デメリット

  • 髪が短いと装着していることが人に分かる
  • 少し大きいので重く感じる場合がある
  • 眼鏡やマスクをかける人には煩わしく感じる
  • 汗の影響を受けやすい(ただし、防水機能が備わっている機種もある)
  • 比較的高額

耳かけ型補聴器が選ばれる理由

補聴器は大きく分けて、「耳かけ型」「耳あな型」「ポケット型」に分かれます。

そのなかでも、耳かけ型補聴器を選ぶのは、以下の理由が大きいようです。

髪が長ければ補聴器が目立たない(見えない)

耳かけ型補聴器が髪で隠れている写真
写真ではRICタイプの補聴器を装着。ご覧のように目立たずに装着できます

耳かけ型補聴器は、耳が隠れるほど髪が長い人であれば、使えば着けてもほとんど隠れてしまいます。

髪の毛が耳に少し掛かる程度の長さであっても、ほとんど目立たないのが写真から分かると思います。

他のタイプに比べて高度な機能が使える

補聴器の機能紹介イラスト。詳細は次の通り。
周囲の環境に合わせて拾う音を変えたり、人の声だけ集中的に拾ったりできます

補聴器にはたくさんの機能があります。

便利な機能が欲しい方や音質にこだわりたい方は、耳かけ型補聴器を中心に探すのがいいでしょう。

軽度から重度難聴まで幅広い難聴度合いに対応

重度難聴の男性が耳かけ型補聴器を使って楽しそうに会話している様子
軽度~重度難聴まで幅広くカバーできるのは耳かけ型補聴器の特徴

「耳かけ型」は汎用性に優れた補聴器です。

目立ちにくく、高機能なものがあるだけでなく、大きな音も出力できるので、軽度難聴はもちろん、中等度から重度難聴と難聴度の高い人にも対応しています。

耳かけ型補聴器はどんな人に向いている?

耳かけ型補聴器のメリット・デメリット、選ばれる理由をご紹介してきましたが、具体的にどんな人に向いていて、どんな人に不向きなのか、まとめました。

向いている人

  • 髪の毛が長いので補聴器を隠したい(目立たせたくない)
  • 難聴度合いが高い(高度難聴以上にも対応しているものが多い)
  • 防水、防塵など高機能なものを選びたい
  • 豊富な機種やカラーなどから選びたい
  • あまり手先が器用ではない

不向きな人

  • メガネやマスクをかけることが多い
  • 重みを感じるのが嫌な人
  • スポーツなど運動時に着けたい

耳かけ型補聴器のシェア・価格帯

「店舗型」の補聴器において、耳かけ型補聴器の出荷台数は全体の約58%です。

耳あな型が約39%、ポケット型が約2.3%となっています。
(一社)日本補聴器工業会より ※2022年の出荷台数)

ちなみに、「通販型」を販売する補聴器の入門サイト「 聞こえタウン」では、耳かけ型の注文実績は全体の18%となっています。
(「聞こえタウン」2022年1月~2022年9月の注文実績より)

販売実績グラフ。詳細は前述の通り。

耳かけ型補聴器のシェアは店舗型補聴器において国内トップですが、近年はコロナ禍の影響でマスクを着ける人が増えたため、「耳あな型」に人気が移っているようです。

【最新の補聴器販売動向】コロナ禍で変化の兆し。充電式補聴器がシェアを拡大中。耳あな型にも再び脚光が。|ワイデックス株式会社(2020年11月30日15時)の記事(https://www.value-press.com/pressrelease/259259

店舗型補聴器」と「通販型補聴器」の違いについては、「【徹底比較】通販型補聴器と店舗型補聴器の違い」の記事をご覧ください。

耳かけ型補聴器の価格帯

耳かけ型補聴器の商品写真

耳かけ型補聴器の価格帯は、「店舗型」で約5万~50万円、「通販型」で約3万~8万円となっています。

耳かけ型補聴器は高度な機能を搭載することができ、近年はさまざまな機能を有しています。
店舗型では標準タイプでも価格は約15万円以上となっており、(※1)機能が追加されると価格は高額になっていきます。

(※1)充電式、雑音抑制機能、複数人で話しても聞きやすくする機能、防水機能など、耳かけ型補聴器には多彩な機能があります。

補聴器入門サイト「聞こえタウン」でおすすめの耳かけ型補聴器

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オンキヨー耳かけ型デジタル補聴器

オンキヨー耳かけ型デジタル補聴器の商品写真

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高音質の8チャンネルだから、聴きたい音だけをしっかり拾う

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不要な雑音は抑制し、聴きたい音をしっかりと拾ってくれます。
さらに集音した音を細かく8分割して自動調整する上級クラスの「8チャンネルチップ」を搭載し、より高品質な聞こえを実現し、会話がなめらかで自然に聞こえるようになりました。

価格 29,800円[非課税商品]

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