老人性難聴は改善できるのか? 症状・原因・予防・対処法を解説

2022年6月24日金曜日

難聴

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老人性難聴になるとどうなる? 

老人性難聴を発症し、聞き取りづらさを感じている女性の写真

「老人性難聴(加齢性難聴)」とは、耳の老化により徐々に音が聞こえなくなる難聴です。
早い人では40代から発症し、65~74歳では3人に1人、75歳以上では約半数の人が聞こえにくさを実感します。

老人性難聴になると、一般的には高い音が聞こえづらくなります。
高い音はもともと聞き取りにくい音なので、症状の出はじめは難聴と自覚する人が少ないです。

会話や日常生活レベルで音が聞き取りづらくなると、難聴を自覚するようになります。
人によっては耳鳴りが起こり、その治療で耳鼻科を受診したタイミングで老人性難聴を指摘されるケースもあります。

耳鳴りについて詳しく知りたい方は、「耳鳴りの対処法 ~これ以上悪化させないために注意したいこと~」の記事をご覧ください。

難聴は、認知症を引き起こす危険因子のひとつです。

難聴かもしれないと思ったら、まずはお近くの耳鼻科(補聴器外来)で受診してください。
補聴器外来は全国にありますので、こちらのURLから調べてください。

補聴器相談医名簿|(一社)日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会

難聴と認知症の関係を詳しく知りたい方は、「補聴器が難聴と認知症に与える影響」の記事をご覧ください。

老人性難聴の原因

老人性難聴の主な原因は、耳の中にある「有毛細胞」がダメージを受けたり、その数が減少したりすることで発症します。

有毛細胞は、音の振動を電気信号に変えて脳に伝える役割があります。

耳の図解イラスト

(※1)この有毛細胞は、加齢や騒音の影響などで傷つき壊れてしまうと、音を感じ取りにくくなり、難聴を引き起こします。
一旦壊れてしまった有毛細胞は、元には戻りません。

(※1)引用:有毛細胞(ゆうもうさいぼう)|厚生労働省 e-ヘルスネット(2018年07月30日)

老人性難聴は治るのか

老人性難聴は、現在のところ根本的な治療法はありません。
前述の通り、老人性難聴は音を拾う「有毛細胞」が減少してしまうことが原因だからです。

実は、再生医療により有毛細胞の再生を目的とした研究と臨床試験がいままさに行われており、難聴改善が認められたケースもいくつか報告されています。
しかし、この治療方法が確立されるのはまだまだ先になるようです。

だからといって老人性難聴を放置していいわけではなく、予防や進行を遅らせることが大切です。

生活する上での注意点

会話を楽しむ男女の写真。老人性難聴の予防や進行を遅らせるには、社会的に孤立しないことも大切です。

老人性難聴は生活習慣を正すことで予防や進行を遅らせることができます。
具体的には次の点に注意して、生活することです。

  • 大きな音を聞かない
  • 社会的に孤立しない
  • 耳に良い栄養素を摂り入れる
  • 適度な運動を行う
  • 規則正しい睡眠をとる
  • 補聴器の積極的活用

大きな音を聞かない

聞こえにくいからという理由で、テレビやラジオを大きな音で聞いてはいけません。
大きな音に聞き慣れると、小さな音が耳に入らなくなります。

また、有毛細胞がダメージを受けて、難聴が進行する場合があります。

騒がしい場所も極力避けるようにしましょう。
騒音が激しい場所に住んでいる場合は、防音対策をするなど工夫してみましょう。

社会的に孤立しない

まったく音のない生活も脳機能を低下させて認知症リスクを高めてしまうので、適度な音や日常会話は必要です。

誰とも話さないし、テレビやラジオも聞かない…。
そんな社会的に孤立したような生活は、脳に聴覚刺激が少ないため衰えやすくなります。

ご近所さんやご家族と積極的に会話をして、テレビやラジオ、音楽を楽しむなど、脳に聴覚刺激を与えて活発に動くようにしましょう。

耳に良い栄養素を摂り入れる

高血圧や糖尿病といった生活習慣病は、難聴のリスクを高めます。
加えて、血流が悪くなると難聴を進行させてしまいますので、栄養バランスがとれた食事をするように心がけましょう。

足りない分はサプリメントで補うのもおすすめです。

耳に良い食べ物について詳しく知りたい方は、「耳に良い食べ物・栄養素について ~耳鳴り・難聴・めまいの予防に~」の記事をご覧ください。

適度な運動を行う

適度な運動は体の老化を防ぎ、生活習慣病のリスクを下げてくれます。

他にも、

  • 動脈硬化を予防し血流を促す
  • ストレスの発散
  • 脳の活性化

など、運動にはさまざまなメリットが認められています。

週150分、1回10分以上の有酸素運動を日々の生活に取り入れてください。

規則正しい睡眠をとる

睡眠不足が蓄積するような生活習慣の乱れは、加齢性難聴の原因になることがあります。

疲労の蓄積やストレスは自律神経の乱れにつながり、耳が聞こえにくくなると考えられています。
また、睡眠不足は、耳鳴りや突発性難聴の要因とも考えられていますので、注意が必要です。

補聴器の積極的活用

耳鼻咽喉科で補聴器の使用をすすめられたら、積極的に活用してください。

補聴器は、単に会話や音を聞きとりやすくするだけでなく、脳機能を活性化させる役割があります。

脳は、音が聞こえないと自然とその働きも低下します。
それが認知症リスクを高める結果にもつながりかねません。

(※2)「難聴は認知症の危険因子であり,難聴への介入は認知症の予防法として最も有効であることが明らかになっている。従って,少なくとも軽度認知障害の時点で難聴がある場合はできるだけ早く補聴器の装用など対策を考える必要がある。」

といった考えの先生もいらっしゃいます。

(※2)引用:認知症と加齢性難聴 ―認知症予防対策における補聴器の役割―|小川 郁(慶應義塾大学耳鼻咽喉科)

(※3)WHO(世界保健機関)は、「認知機能低下や認知症のリスクを低減するために補聴器の使用を推奨するエビデンスは不十分である。」とするものの、「WHO ICOPE ガイドラインで推奨されているように、難聴を適時に発見し治療するために、スクリーニングと難聴のある高齢者への補聴器の提供が行われるべきである。」としています。

(※3)引用:認知機能低下および認知症のリスク低減|WHOガイドライン

補聴器を活用するには補聴器特有の聞き取りに慣れる必要があります。
若いうちに補聴器を使いはじめたほうが、同じ聴力でも補聴器の聞こえに差がでますので、積極的に活用していきましょう。

補聴器について詳しく知りたい方は、「補聴器の選び方 ~種類や特徴など初心者でも分かる超簡単解説~」の記事をご覧ください。

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