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補聴器を使っているのに言葉が聞き取れない悩み
補聴器ユーザーの中には、音は聞こえているけどまるで外国語を聞いているかのように会話が理解できないことがあります。
また、聞き間違えているのかトンチンカンな返事をすることもあります。
本人としては頑張っているのに、
- 認知症扱いをされる
- 一生懸命に聞き取ろうと頑張っているのに、伝わらない
など非常に都合の悪い状態です。
こちらでは、補聴器を使っているのに言葉が聞き取れないケースについて、原因や対処法、周囲がすべき行動についてご紹介します。
お心当たりのある方は、参考にしてください。
補聴器を使っているのに言葉が聞き取りづらい理由
補聴器を使って音は聞こえているのに、言葉になると聞き取りにくくなるのには理由があります。
例えば、以下のような点です。
- 補聴器の聞こえに慣れていない
- 高音域が聞き取りづらくなっている
- 片耳しか補聴器を使っていない
- 聴力に合った補聴器を使っていない
- 「ひ」と「し」などの効き間違い
- 早口で話すため
- 語音明瞭度が低い
どういったことなのか、順に解説します。
補聴器の聞こえに慣れていない
補聴器を着け始めて数ヵ月の人は、補聴器の聞こえに慣れてないケースが考えられます。
周囲の雑音が大きく感じられるため、クリアに言葉を聞き取るのに苦労している状態です。
実は、補聴器は着けただけで快適な聞こえが得られることはなく、着け始めはむしろ「聞きづらく、不快」です。
しかし、数ヵ月頑張って使い続けていると、徐々に不快な部分がなくなってきます。
補聴器を着けている方は、みなさんがこうしたトレーニングを行って快適な聞こえを手に入れてます。
始めは大変ですが、ぜひ聞こえのトレーニングを頑張ってください。
高音域が聞き取りづらくなっている
難聴になるとすべての音が聞こえなくなるのではなく、ある特定の音域から聞き取りづらくなります。
特に、中等度難聴や重度難聴、老人性難聴(加齢性難聴)に該当する方は、高音域から聞き取りづらくなる傾向があります。
その場合は、個々の耳に合わせて調節可能な補聴器(店舗型補聴器)を購入し、聞き取りづらい音域だけを聞き取りやすくするための調節をしてもらいましょう。
片耳しか補聴器を使っていない
補聴器メーカーは、基本的に両耳装着を推奨しています。
その理由のひとつとして、会話の際の細かい音まで聞こえやすくなり、言葉の聞き取り能力が高まるからです。
両耳装着は言葉の聞き取り以外にも、さまざまなメリットがあります。
また、片耳だけ補聴器を装着すると脳が衰えやすくなるともいわれています。
まだ両耳装着をしていないという方は、ぜひご検討ください。
ゆっくり、ハッキリ話す
言葉によっては聞き間違えやすいものがあります。
さとう(佐藤) | かとう(加藤) |
---|---|
しろい(白い) | ひろい(広い) |
いちじ(1時) | しちじ(7時) |
あくしゅ(握手) | はくしゅ(拍手) |
さかな(魚) | たかな(高菜) |
かっぱ(合羽) | タッパ(タッパー) |
うどん(饂飩) | ふとん(布団) |
かいしゃ(会社) | はいしゃ(歯医者) |
まにあう(間に合う) | まちがう(間違う) |
「か・さ・た・は・ぱ行」など聞き間違えそうな言葉は、周囲の方が前後の文言をゆっくり話してあげることで、文脈から意味を拾いやすくなります。
場合によっては、文字で伝えるのも有効です。
聴力に合った補聴器を使っていない
お使いの補聴器が聴力に合っていない場合、補聴器の効果を十分に得られません。
最低でも年に一度は耳鼻科(耳鼻咽喉科)や補聴器専門店にて、聴力検査を受けてください。
下記からもお近くの耳鼻科(耳鼻咽喉科)を探すことができます。
お近くの耳鼻科(耳鼻咽喉科)を探す|(一社)日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
語音明瞭度が低い
言葉を聞き取るには2つの能力が必要です。
ひとつは音を聞きとる「聴力」、もうひとつは「
語音明瞭度は、言葉を聞き分ける能力を数値にしたもので、これが低いと意思疎通をするのが困難になります。
語音明瞭度は、耳鼻咽喉科や補聴器専門店にて測定ができます。
値が低い場合、補聴器を見直す必要があります。
場合によっては人工内耳の使用を検討する
赤丸内に人工内耳を着けている |
補聴器では言葉が聞き取れない場合、人工内耳を検討するケースもあります。
人工内耳は、聴覚障害者の内耳の
人工内耳を使うメリットは、補聴器での効果が不十分な方が聴覚を獲得する唯一の方法です。
人工内耳は手術を伴いますので、詳しくは耳鼻科(耳鼻咽喉科)にてご相談ください。
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