おすすめの集音器を選ぶ際のポイント

2023年3月15日水曜日

集音器

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集音器とは

さまざまな集音器を装着している人々の写真

集音器は、周囲の音を増幅(大きく)して聞き取りやすくする音響機器です。

雑音やすでに聞き取れている音まで大きくしてしまうという注意点はありますが、聞こえにくさを気軽に緩和してくれるのが最大のメリットです。

補聴器ほどの安全性は求められていないので、作りは比較的簡易なものから本格的なものまであります。
価格帯も数千円から数万円と幅広く、無名ブランドから大手企業までさまざまな製品が販売されています。

しかし、さまざまな製品があるので、「どのようなものを選べばいいのか分からない」という方も多いはず。
そこで、こちらのページではおすすめの集音器の選び方をご紹介します。

補聴器との違いをより詳しく知りたい方は、「「補聴器と集音器の違いって何?」を分かりやすく解説」のページをご覧ください。

集音器の特徴や注意点について

集音器の特徴は、以下の点が挙げられます。

集音器の特徴

  • 周囲の音を増幅することができる
  • おしゃれなデザインのものが多い
  • 価格帯が数千~数万円と幅広い
  • さまざまな商品が販売されているので選択肢が多い
  • 医療機器ではないので気軽に使える

集音器を使う際の注意点

補聴器と集音器の聞こえの違いをあらわしたイラスト。補聴器は使用者に対して最適な音を届けるよう調整するが、集音器は音を一律に大きくするため、大きな音はより大きくして届けてしまう。

集音器は、内部に搭載されたマイクで周囲の音を集め、それを増幅(おおきく)することで聞こえやすくなります。

基本的にはイヤホンやヘッドホン、スピーカーなどと似たような構造です。
補聴器と違って法律で規制されておらず、さまざまな企業が参入できるので、競争が激しく価格が抑えられています。

しかし、安価な集音器は故障などのリスクも高いため、注意が必要です。

音に関する点で気を付けたいのは、周囲の雑音などもひとまとめに増幅してしまうので、わずらわしさを感じることがあるということです。

「人の声だけを大きくして聞きたい」という方は、補聴器を検討した方がいいかもしれません。

こちらで、低価格だけど高性能な補聴器をご紹介していますので、参考にしてください。

集音器を選ぶときのおすすめポイント

集音器のおすすめポイントを紹介する女性のイメージ写真

集音器は音を大きくする音響機器です。

しかし、単に音を大きくするだけではどの製品も似たり寄ったりになるため、さまざまな機能を付加して特徴を出そうとしています。
それらの機能には、使用者にとって合うものと合わないものがあるので、下記を参考に集音器選びにお役立てください。

集音器の種類

集音器の形状は、主に以下の種類に分けられます。

  • 耳かけ式
  • 耳あな式
  • ポケット式
  • スピーカー式

集音器の種類については、「【初心者向け】集音器の種類(評判・メリット・デメリット)」の記事でもご紹介しています。

耳かけ式

耳かけ式集音器のイラスト

耳に引っ掛けて使うタイプです。
大きさや操作感のバランスがとれているため、初めて集音器を使う人に向いています。

耳あな式

耳あな式集音器の写真

耳の穴に入れて使うタイプです。
運動する人、メガネやマスクを常用している人、目立たずに装着したい人に向いています。

ポケット式

ポケット式集音器のイラスト

ラジオにように本体が大きいタイプです。
操作がしやすいため、手先が不器用な人や病院での診察など1対1での会話に向いています。

スピーカー式

スピーカー式集音器のイラスト

テーブルなどに置いて使うタイプです。
テレビの音だけを大きくしたいなど、持ち運びを想定しない使い方をする人に向いています。

骨伝導式集音器について

骨伝導式の仕組みを解説したイラスト。気導音と骨導音の違いをあらわしているが、詳細は後述。

音を耳に届けるのに、主に2通りの方式があります。

  • 気導音
  • 骨導音

イヤホンやヘッドホンのように、耳から周囲の音を取り入れて脳に伝達する方式を「気導音」といい、骨を伝って音を脳へ伝達する方式を「骨導音」と呼びます。

この仕組みを応用したのが、「骨伝導式集音器」です。
骨伝導式集音器には、以下のメリット・デメリットがあります。

<メリット>

  • 耳に負担がかかりにくい
  • 耳に装着しないので、耳が疲れにくい
  • 周囲の音も聞こえる

<デメリット>

  • 音漏れする場合がある
  • 装着する部分が痛くなることがある
  • 騒音がうるさいと聞こえない場合がある
  • 大音量で聞くと、耳がダメージを受けやすい
  • 価格が高い

これといったこだわりや理由がなければ、骨伝導式集音器を選ぶ必要は特にないと思います。

充電方式の違い

集音器の充電方式は電池式と充電式がありますが、近年は充電式が多くラインナップされています。
充電式のメリット・デメリットは以下の通りです。

<充電式のメリット>

  • 電池を買う必要がない
  • 電池交換の手間がない
  • 電池ゴミを処分する必要がない
  • 何十時間も連続使用ができる
  • 電池式に比べて水に強い構造

<充電式のデメリット>

  • 電池式よりも価格が高い
  • 充電池が消耗すると使用時間が減る
  • 外出先で電池がなくなると使えない

ほとんどの人は、充電式を選びます。
検討している集音器が電池式の場合は、メリット・デメリットを考慮して選びましょう。

デザインやサイズ、重量感も大切

集音器を何十時間も装着する場合、装着感のよいものを選びましょう。
着け始めは多少の違和感だったはずなのに、数時間後には痛みを覚えるなんてこともあり得ます。

軽視しがちですが、重量感も大切です。
できるだけ軽いものを選ぶほうが無難です。

機能で選ぶ

集音器は他メーカーと差別化するために、さまざまな機能を搭載しています。
どんな機能が必要かを見極めて、検討や購入に役立ててください。

デジタルかアナログか

集音器は聞こえる音を処理する方式として、デジタル式とアナログ式があります。
デジタル式は、周囲の音に合わせて自動で聞こえ方を調節したり、好みの聞こえ方に調節したりできます。
アナログ式は、音質の調節ができないものが多く価格も安いです。

防水機能

水に濡れても故障しにくい防水機能を備えた集音器もあります。
水や汗に強いので、何かの拍子に濡れてしまっても安心です。

スマホと連携した便利な機能

スマートフォンと連携することで、より便利に使えることができます。
例えば以下のような機能です。

  • Bluetoothで接続して操作できる機能
  • 場面ごとの音量を個別に調整できる機能
  • ハウリングを抑制してクリアな音にする機能
  • 通話機能や音楽再生機能
  • アプリを利用した音の調整機能

まとめ

集音器を選ぶ際のおすすめポイントを紹介しました。

集音器は、価格の違いだけでなく、形状や電源の種類、スマホ連動など機能によってさまざまなタイプがあります。

自分の使いたい場面や聞きやすさに合わせて、最適な集音器を選ぶことが大切です。
また、雑音を取り除いて人の声だけを聴きたい方は、補聴器という選択肢もあります。

ぜひ、自分に合った集音器をみつけてください。

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