【補聴器】自分の声が響く・こもるときの対処法

2023年6月1日木曜日

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▼補聴器を着けると自分の声が響く・こもる・うるさい

自分の声に違和感を感じながらも会話をしている補聴器ユーザーの女性(イメージ)

補聴器を着けていると、自分の声が非常に気になるときがあります。
着け始めの数ヵ月は、気になるどころかわずらわしく感じて補聴器の使用をやめてしまう人もいます。

自分の声に悩む方は、主に以下のような悩みがあります。

  • 頭に響くような感じ
  • 音がこもるような感じ
  • 自分の声が変に聞こえる
  • 自分の声がうるさい

特に、耳かけ型補聴器や耳あな型補聴器を使う人に生じやすい悩みです。

こちらの記事では、自分の声に悩む補聴器ユーザーに向けて、原因と対処方法をご紹介します。

結論からご紹介すると、解決方法は以下の通りです。

  • 少し音量を落として話す
  • 補聴器の聞こえに慣れる
  • 耳道を開けるタイプを選ぶ
  • 補聴器を調整してもらう

自分の声が気になってしまう原因とその解決方法について、詳しく見ていきましょう。

補聴器を着けると自分の声がこもる原因

自分の声に不快感をあらわす補聴器ユーザーの女性イメージ

そもそも、どうして補聴器を着けると自分の声が響くのでしょうか。

補聴器を着けると自分の声がこもったり響いたりするのは、主に「外耳道を塞ぐので自分の声が外耳道内で共鳴する」からです。

なぜ、外耳道を塞ぐと声が共鳴するのか

補聴器を着けると外耳道を塞いでしまうので、耳の外に音が漏れず自分の声が共鳴します。

試しに、何も着けない状態で耳を塞いで話してみてください。
同じように聞こえるかと思います。

声は、喉の奥にある声帯をふるわせることで発せられます。
その音は、頭蓋骨など頭の中で響き、やがて外耳道を通じて外に出ていきます。

しかし、耳を塞いだとたんに音が頭の中で共鳴するので、自分の声に違和感を覚えます。
特に低い声ほど共鳴しやすいので気になります。

自分の声が気になるときの解決方法

解決法を提案する女性のイメージ写真

では、冒頭でご紹介した解決方法について詳しくご紹介します。

声量を少し落として話す

自分の声が大きいほど、頭の中で共鳴する音も大きくなります。
なので、話し声を小さくしてみましょう。

聴力が落ちたせいで思っている以上に声が大きくなってしまっている可能性もあります。
もし、誰か頼りになる人がいるのであれば、どのくらいの大きさの声で話せばいいのかを相談するのもいいでしょう。

小さい声で話せば、少しラクに聞こえるはずです。

補聴器の聞こえに慣れる

補聴器の聞こえに慣れるには、本来トレーニングが必要です。
どんな補聴器も使い始めは聞き取りづらく不快で、慣れるまでに数ヵ月を要します。

特に気になるのが、周囲の音や自分の声です。

ですが、補聴器を着け続けるとやがて脳が補聴器の聞こえに慣れてきます。

以下にご紹介するコラムで補聴器のトレーニングについて詳しくご説明していますので、ぜひご覧ください。

耳道を開けるタイプを選ぶ

「オープンフィッティング」と呼ばれる補聴器は、耳あなを塞ぐことなく装着することができます。
穴が開いているので密閉感が軽くなり、以下のようなメリットがあります。

  • 自分の声に違和感がない
  • 食べ物を噛む音が不快に響かない
  • 圧迫感がなく蒸れない

ただし、音量感が弱くなる、高度難聴以上の方は使えない、といったケースがあるので、詳しくは補聴器専門店にてご相談ください。

補聴器を調整してもらう

店舗型補聴器のみ対象となりますが、いまの補聴器の耳栓に穴をあけることで、密閉感を軽くする方法もあります。

ただし、機種によっては対応できず新しく耳栓を作成する(有料)など、補聴器の種類によって対応が異なりますので、ご購入いただいた補聴器専門店にご相談ください。

店舗型補聴器について詳しく知りたい方は、「【徹底比較】通販型補聴器と店舗型補聴器の違い」の記事をご覧ください。

まとめ

補聴器を使うと、自分の声が気になる場合の原因と対処法をご紹介しました。

特におすすめしたいのが、補聴器による聞こえに慣れることです。
焦らずゆっくり、気長にやってみると数ヵ月後には悩みが消えているかもしれません。

逆に、一番やってはいけないことは、補聴器の使用をやめることです。
脳はサボることが大好きなので、難聴により音の刺激が少なくなるとこれ幸いとばかりに働くのをやめてしまいます。

そんな難聴状態では、認知機能や情報処理スピード、知識力の低下につながりやすいことがあきらかになっているので注意が必要です。

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